Dear Deer

シカを求めて三千里。基本シカを追いかけてますが、生粋の都会っ子が実際に訪れた自然やそこで見た野生動物、その他動物園水族館牧場などについて書いていこうと思います。

犯人はお前か⁉︎漆黒のチェイサー

突然のできごと

先日シカの行動観察調査をしていたときのできごとです。
シカさんたちはほとんどの個体が雪の上に座り込んでのんびりしていて、ボクもその様子を寒い中じーっと観察していました。10頭弱のシカと50mくらい離れたところからでした。じっと観察していると数頭が立ち上がりゆっくり移動し始めました。それに続いて順に他の個体も立ち始め、ボクも移動の準備をしていたとき、突然事件が起きました。

なんと、ゆっくり行動していたシカさんたちが、一斉にボクの方へ全速力で走ってきたのです!それもボクが確認できていなかった他の個体も合わせて全部で40頭くらいの大きなシカたちが!

ヤバい!シカに襲われる⁉︎…と思ったら、ん?みんなボクの横を素通り、ボクに気づいてなかった個体にかんしてはボクにビビって進路を変更して脇を通り過ぎて行きました。

シカは何かから逃げてきた

シカの群れがボクの脇を通り過ぎて行ったことで、瞬時に思い至ったのは、『シカを何かが追って来ている』のではないかということです。
ヒグマだったら人生終わるなーと意外と冷静に考える自分がいるのがなんとも不思議でしたが、きっと何もできることがないから覚悟を決めていたのでしょうか?笑
足元も雪の為に悪い状況でしたし、静かに立ち尽くして何が現れるのか待つことおよそ2秒。
なんとシカを追いかけて、リードを解かれた恐らく散歩中の黒い小型犬がハッハッハッハッ!と嬉しそうに駆けてきました。
そのワンちゃんはボクを見ると立ち止まりすぐに引き返して行きましたが、こっちは一瞬死も覚悟したのにえらい拍子抜けしましたね。犯人はお前かい⁉︎

シカは遠くの人間が踏み込めないところまで逃げて一頭も姿が見えなくなってしまい、観察できなくなる日没までまだ少し時間がありましたがその日の調査はそこで打ち切り。完全にやられました。

ただ、飼い主の姿は見てないので、もしかしたら野犬だったのかもしれんけど考えないことにします。。。